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毎回ツイッターへの長文投稿の方法手探りなんですけど読みにくいとかいい案とかあったら教えてください。


  分割になってしまった長文ツイートのまとめ
SIRENでは根底のモチーフに生命の樹セフィロトがあると考えています。SIREN2はSIRENの鏡写しの存在であると解釈しています。そのため生命の樹も反転し、SIREN2のモチーフは邪悪の樹クリフォトとなります。
クリフォトはセフィロトの鏡像であり、虚のリアリティであるといわれていいます。SIREN2の舞台は虚無の世界に創られた鏡写しの存在です。この関係もそれぞれのモチーフが生命の樹、邪悪の樹であるということを示しているのではないでしょうか。

SIRENのマップ配置はセフィロトの樹におけるセフィラと配置を同じくしています。セフィロトが神に近づくための地図といわれていること、四層から構成されていること(屍人の巣の階層と同じ)などから無関係ではないのではと勘ぐっています。調査続行中です。

生命の実と知恵の実その1
須田は八尾の言うところの「実」=「美耶子の血」を注がれているので、完全な不老不死を手に入れています。これは生命の実を得ている状態です。
須田は村の外(=楽園の外)からやってきていますし、また竹内多聞の手帳を譲渡される事によって得た知識はそのまま知恵の実と解釈できることから、生命の実、知恵の実の両方を入手していることとなります。
この両者を手に入れるということは神と等しき存在になるということです。須田少年はこうして神になってしまったのです。


3日目3:03 
三角プールで目を覚ました多聞は「もう私には必要の無いものだ」といって須田に自分の手帳を渡します。ここで多聞は自分の培ってきた知識を須田に譲渡しているのですがそれと同時にここでは多聞自身が「知識=知恵の実」を手放す事によって、父母のいる楽園に帰還する資格を取り戻しているのかもしれません。


ミートローフの話1
ベラの日記(No.011)にサムがまずいミートローフを作ったこと、再び作らないようにレシピを隠したことが書いてあります。そしてアマナとなったベラが描いたであろう天地救之伝最終頁に「私は‐中略‐聖なるミートローフである!」とあります。
つまりアマナ=サムの作ったまずいミートローフなのです。ベラはサムの所業を望んでいなかったのにお父ちゃんの執念で残念なループが完成してしまうのですね。



SIRENの大きな根底のモチーフのひとつにタロットカードもまた存在していると考えています。一つ確信を持っているのが№10「運命の輪」と№21「世界」です。
№10「運命の輪」は、全く文字通りこのゲームの構造を示しています。4隅に人・獅子・鷲・牛が配置されていますが、これは木る伝開放の四つの石碑の像と一致しています。属性は回転、周期、チャンス、結果と原因、避けられない事態。ゲーム最中を示すかのようです。

№21「世界」は「運命の輪」の完成形です。4隅の人獅子鷲牛もまた運命の輪を経て完成された姿で描かれているそうです。中央の人物は、女性でもあり男性でもあるというのが一般的な解釈です。美耶子と同一存在になった須田を思わせます。
不完全な存在は統合され完全な存在へなったのです。それを囲む輪は無限の記号で閉じられています。虚母ろ巣の輪が完成がしていますね。
属性は完成、達成、到達、完璧そして大団円です。物語の最後を飾るのにふさわしい属性を持っています。SIRENの最後は大団円、ハッピーエンドというわけです。三日間お疲れ様でした!

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